任意売却をする

一般売却や競売との違い

所有している住宅を売却する時は残っている住宅ローンをすべて返済しなければなりません。一般的に売却して得た金額を住宅ローン返済にあてるという方法が多いのではないでしょうか。しかし、様々な事情で住宅ローンが返済できず売却を余儀なくされるという方もいます。そこで提案されるのが任意売却です。住宅ローン返済を放置し続けていると差し押さえられて競売にかけられることになります。競売は市場価格よりもずっと安い値段で取引されますし、競売にかけられた物件ということで公開されるため、周りの人にも知られてしまします。任意売却は一般売却と変わらない方法で売りに出されますので、市場価格で売却できますし任意売却であるということは知られることはないのです。

任意売却が行われるようになった背景

日本ではかつてバブルと呼ばれた時代がありました。この頃は土地の値段は永久に上がり続けると信じられており多くの人が土地や住宅をローンを組んで購入しましたが、バブルは終焉を迎え土地の値段は暴落してしまいローンの返済が出来なくなってしまう人が続出してしまいました。ローン返済が滞ると強制的に差し押さえられ、競売にかけられます。競売では市場価格よりも安い値段で売却されるため、そういった事態を避けるために任意売却という方法が選ばれるようになりました。強制的ではないということで任意と名前がつけられており、債務が減る変わりにしばらくはローンが組めないといった条件はつきますが競売よりも手元にお金を多く残せる可能性があるため、住宅ローン返済が無理であると判断した時は早めに任意売却の手続きを取ることが賢明であると言えます。